Reジョブ大阪のイベント「神経心理ピラミッドから考える自己の気づき」講座に参加しました。
*講座概要はこちら
「気づき」ができるようになると、うまくいかない時、嫌なことがあったとき、なんだかモヤモヤしているとき、そういう時に「なぜそうなのか」ということを自分で考えて気づき、そして自分でその状況を変えられるようになるんです。素晴らしい!
気づきとは
「気づきってなんのこと?」と思った方!私も講座に参加するまでは「気づきってなに?」と言う状態でした。
「気づき」は「自分を俯瞰的に見ること」。自分自身を一歩引いたところから他人目線で見て、新しいことに気づくことと言えばイメージがつきやすいでしょうか。そういう感じです。
気づきを得るためのステップ
- もやもやしている状態。頭の中でぐるぐる考える。
- もやもや、ぐるぐるしたものを言葉として書き出す。
→自分の視点から自分に気づける。 - 書き出したことを人に話し、フィードバックをもらう。
→他人の視点から気づきを広げることができる。 - フィードバックをもらった内容を言語化し、定期的に振り返る。
というサイクルをどんどん回すことが大切で、やればやるほどできるようになっていく。
そして自分の現実と理想を明確に言語化できるようになれば、その差を近づけることができるようになるとのこと。
なんとか次に進んだ場合でも「2.言葉として書き出す」を飛ばして「3.人に話す」に進んでいたのですが、もらったフィードバックを素直に受け取れず逆に落ち込むなということがよくありました。
気づきの応用
そういうのって「子どもだから仕方ない。成長の過程だし。」と思ってました。
でもこの講座を受けて、「もしやかしてこれは「自分の感情をうまく言語化できないからイライラしているのでないか」と気づいたんです。
そして、子どもがイライラしたりすねたりしたときに言語化させてみたところ、なんと!びっくりするくらいうまくいったのです。
どんなことがあったかと言いますと、娘と息子が2人でカルタをして遊んでいたのですが「どちらが先に札を取ったのか」という内容でケンカが始まりました。よくあるケンカです。
どう見ても息子があとで札をとったのですが「僕の勝ちだ!」と言って譲らないのです。
私は「負けるのが悔しい」のだと思っていたのですが、実は全く違う理由だったんです。
息子によると「いつも保育園でかるたをするときは、負けている子に札をゆずっている。今は自分が負けているから札をゆずってほしい。」と言ったんです。
内心「その理由どうなん!?」と思いましたが、でも、それが息子のイライラの理由だったんです。
きっと息子は「何か分からないけどイライラする」娘は「弟が怒る理由が理解できない。私が先に取ったのになぜ弟は自分が取ったというのか分からない。」
という状態で二人とも自分たちの気持ちに気づけていない状態だったと思うのです。
私と会話しながら自分の気持ちを自分の言葉で話したことで、息子は「イライラする理由」に気づき、娘は「弟のイライラする理由」を理解し、二人がお互いの気持ちを理解しあって、どうすれば楽しく遊ぶことができるかということに気づけたのだと思います。
最終的にそのカルタは取った札の数が同じになるように、二人で相談しながら札をゆずりあって、最後まで笑顔でゲームが終わりました。
親としては「負けても怒らないようになってほしい」のですが、それはこれから少しずつ成長していけるだろうと、今はこれでヨシとしました。
今は、こども達がケンカしたり、子どたちの機嫌が悪い時でも「どんな理由で怒ってるのかな〜?」と理由を聞くのが楽しくなりました。
子どものケンカに悩んでいる方、ぜひ子どもに「なぜ怒っているのか」を問いかけてみてください。
きっと大人には想像できない、面白い理由を発見できますよ〜。
この「自己の気づき」講座は今後も開催予定がありましたので、興味をお持ちのはぜひぜひ参加してください。
*開催予定はこちら
私は子育てに応用できることに気づきましたが、ヨガの瞑想やコーチングとの関連に気づいた方もいらっしゃったので、参加する方によっていろんな気づきを得ることができます。
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