未経験者のプログラミング学習にウェブカツ!!はオススメなのか??

ウェブカツ

Twitterでも話題になっている「ウェブカツ!!
気になるけど、何やらスパルタなイメージ・・・
プログラミング未経験者の方には少しハードルが高いイメージがあるかもしれません。

本記事ではプログラミング未経験者の方にもウェブカツはオススメなのかということを書いていきたいと思います!

プログラミング未経験者の方にこそウェブカツをオススメします!

本題に入る前に私の経歴を少しだけ。
私は、ソフトウェアベンダーに10年以上勤めています。
プログラマーではないので、コードは書いていませんが、プログラムの開発工程は一通り経験しています。
ですので、コードこそ書けないもののプログラムの開発工程で発生するトラブルは嫌というほど経験してきています。

プログラミングの学習経歴は、無料のプログラミング教材や低価格のプログラミング学習講座を3ヶ月ほど利用し、2019年3月から女性割引を利用してウェブカツを受講しているという経歴です。

で、ここから本題ですが、私はプログラミング未経験者の方にこそウェブカツをオススメします。

ウェブカツはレッスン動画を見たあとは「鬼練」という、これまたスパルタなネーミングの練習があります。

まずウェブカツのレッスン動画ですが、解説が非常に分かりやすいです。
他のスクールの無料動画もいくつか見たことがありますが、ウェブカツほど丁寧に説明されていた動画はありませんでした。
なので、プログラミング未経験者の方でもこの動画をしっかりと理解すれば基本的なことは十分理解できます。

ただ動画を見るだけだと「覚えたつもり」になってしまうので、いかに手を動かすかというのが非常に重要です。

そこで出てくるのがこの「鬼練」です。

鬼練も最初は難易度が低いのですが、だんだん難しくなっていきます。
動画を見て学習する時間より鬼練で必死に手を動かしている時間の方が長いです。

鬼練ですが、動画で学習した内容をしっかりと定着させる効果はもちろんですが、鬼練中に顧問のかずきちさんのリアルな経験談がたくさん出てくるのですが、これがとても勉強になります。

特にJavaScriptの鬼練7。
かなり長いレッスンになっていて、未経験の方には読むだけで一苦労かもしれません。
でもこのレッスンの中には開発現場の実情がたくさん書かれているのです。
その中でも特に

実際の現場は開発当初のエンジニアメンバーはすでにいないところがほとんどです。

「誰も全体の詳しいコードは分からない(どこに何が書かれているか)」のが普通です。

「影響調査」

をする必要があるわけです。(影響調査については別のところで解説しているので省略します)

結構、この調査が時間かかる(金がかかる)わけですね。

この部分に激しく頷きました。

実際に開発現場では本当にこうなんですよ。
本当に当時の開発メンバーがいないのです。
なので、不具合を修正したい、新たな機能を追加したいと思っても、影響調査の量が膨大で修正も機能追加もできない。なんてことが起こります。

こうなるともう悲劇しか起こりません。

クライアントからは修正してほしいと依頼があり、こちらも修正したいと思っているのですが、できない。
機能追加の依頼はまだいいんですが、不具合の場合は最悪です。
不具合が短期間で修正できないともちろんクレームとなります。クレームになってしまうと謝罪するにも多大な工数がかかりますが、謝罪して納得していただければまだましです。これが続くと最終的にはクライアントが離れていってしまうという結果になります。

さらにこの案件に関わるスタッフが心を病んでしまうということも。

 

「クライアントはコードなんて理解できないし、そもそもコードの中身をチェックするクライアントなんて少ないから、汚いコードでもバレない」「とりあえず言われた通りに動けばいいのだ」という意見もあると思います。

一度作ってその後絶対に修正しないプログラムなら、それでもいいのかもしれません。

でもプログラムは使えば使うほど機能追加の要望は出てきますし、時代が変わればクライアントのニーズも変わります。
そのニーズに柔軟に応え続けられるプログラムが人々から支持され続けるプログラムとなるのです。

「5万円くらいでランディングページを受注できればOK」なら保守性の汚いコードでもいいのかもしれません。その程度のプログラミングの知識なら無料教材と市販の書籍で十分学べます。

でも「年収1000万円を超えるような収入を得たい」「誰かの困りことをプログラムで解決したい」と思っているような方であれば、保守性の高いキレイなコードを書けるようになる必要があります。

保守性の悪いコードは悲劇しか生みません。

修正したら不具合が発生。
日常業務で使っているプログラムで不具合が発生したら、業務は大混乱です。当然クレームとなります。
クレームが発生すると対応するには大きな工数がかかりますし、対応するスタッフはもちろんクレームを出すクライアントも相当なエネルギーが必要です。
ですのでプログラマー、クライアント双方にとって保守性の高いキレイなコードを書けるようになるのはとても重要なことなのです。

 

私がプログラミング未経験者の方にウェブカツをオススメするのは
「動画の内容がプログラミング未経験者の方にも分かりやすい」「ざっくり理解した後は鬼練で手を動かして知識を定着させることができる」ということはもちろんですが、
今回書いたような「開発現場の実情を知ることができる」ということが一番のオススメポイントです。

今回ご紹介したウェブカツの鬼練は下記のURLから参照することができますので、ぜひ覗いてみてください。

  • ウェブカツ鬼練の記事一覧はこちら
  • 今回ご紹介したJavaScript鬼練7はこちら

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